踏切道 ~Railroad crossing~

踏切に関するブログです

1879年2月16日旗振りの女性が踏切で誤って転倒し即死

 1879年(明治12年)2月16日13時頃、京都発の列車が茨木村手前にある山田川の踏切を通過中、旗振りの女性が誤って転倒し、汽車にひかれ即死した。

 

 当時の新聞記事では旗振りの女性は「旗振女」と記載されています。「旗振女」とは現在でいう「踏切警手」のことだと思われます。この記事を最初に見たとき、列車の先走りをして危険を知らせる仕事をする人なのかなと思いましたが、京都~大阪間42.8kmを1時間25分で結んでいた列車の前を走れるような女性はいないでしょう(男性も)。また記事では京都駅を西京駅。大阪駅を梅田停車場と記載しています。

おそらく当時この近辺にあった踏切で事故が起きたのでしょう