国有鉄道では、鉄道踏切を三種に分けているが、自動車が通ることのできる数(昭和二年三月末日現在)をあげると次のとおりである。
第一 昼夜看手附踏切 1109箇所
第二 昼間看手附踏切 1857箇所
第三 昼夜無看手踏切 7674箇所
合計 10612箇所
この通りかなりの数であるが、これだけの踏切において、一箇年果たして何回の自動車事故が起こるであろうか。
解説
第一 昼夜看手附踏切は後の第一種踏切道
第二 昼間看手附踏切は後の第二種踏切道
第三 昼夜無看手踏切は後の第四種踏切道
官報に掲載された文章を一部現代文風に修正しています。
原文は以下を参照